元競走馬のサイト 小さな、小さな、ふれあい牧場

元競走馬たちの近況(ロジベアハート)

投稿して頂いた元競走馬たちの近況(ロジベアハート)

元競走馬たちの近況ロジベアハート
元競走馬の近況を募集!

ロジベアハート

  • 父馬:チーフベアハート
  • 母馬:ナギサジョウ
  • 生年月日:平成16(2008)年3月24日
  • 性別:
  • 競走馬生活:9ヶ月(2010.12〜2011.8)
  • 生涯戦績:中央5戦0勝、地方 -

重賞レースの出走歴はなし。

投稿は新着順(※画像転載禁止!)
情報提供者:B.Kruegerさん 情報確認日:16.6.13 情報元:現地で直接確認(大和ホースパーク)

【現在の馬名】競走馬時代と同じ

最終レースは2011年8月20日、札幌でした。
大和ホースパークの分場に入厩したのは晩秋の頃かと思います。
大柄で典雅な栗毛、長めのソックス、4白なら文句なしの馬場馬というところですが残念ながら肢3本。
そのうちの1本とも肢(左だったかなあ…自信ない)に、まだ生々しい手術の跡がありました。
馬主さんが競走馬としての道を断たれたロジ子(と、呼ばれていました)に、乗馬として生きる道を作ってくれたのでしょう。

分場には玉付きどもがおりましたから、ロジ子は療養中のアパルーサおばあちゃんと一緒に玉付きどもに見えない、離れた囲いで静養し、春を待って乗馬としての調教を受け始めました。
その頃、まだ手術の跡は見えましたが、歩様に不安はなさそうでした。

2012年4月末、牧場の人事異動に伴い、ロジ子は、おばあちゃんと一緒に本場に移動、牝馬の集団放牧群に合流しました。
おばあちゃんは「復帰」ですから、すんなりと群に溶け込みましたが、ロジ子はそうはいきません。
年の近い仔馬が遊びに誘っても馴染めないらしく、囲いの隅で、ぽつねんとしている日々が続きました。
2年近くも経ったころ、意外なお友達ができました。
牧場には外乗やお祭りなどの仕事をする重種馬がいます。
背丈ならば同じくらいの気のいいお姉さんたちが、ロジ子と行動を共にするようになったのです。
500kg以上あるとはいえ、ほっそりした足に小さな蹄の優雅なロジ子と、体重800kg、大頭で、どんぶりのような蹄に、ふさふさの距毛、四角くてどっしりしたお尻の重種姐さん2頭のトリオができました。
姐さんたちは外乗の仕事でちょいちょい出かけますが、そんな時も、前のように、ぽつねんとしてはいず、群れの中にいて、年の近い仔馬と遊ぶようになりました。
やっと馬語が話せるようになったな、と親方が言ってましたっけ。
名血の競走馬として、おそらく早めに親離れし、その後、他の馬と接触することなしに大切に育てられたために、他の馬との付き合い方がわからなかったのでしょうね。

翌年から本格的な調教が始まりました。
乗馬としては相当なビビりで、物見が多く、担当した経験豊富なセミスタッフが落とされるほどでしたが、覚えは良く、歩様もきれいで、担当者が気長に乗り馴らすうちに落ち着きも出てきました。
馬場馬として、そろそろ会員に乗ってもらおうかというとき、退厩が決まりました。
2016年6月13日、転厩先はライディングクラブ ジョバールです。
(2017年11月現在、ロジ子はジョバールにはおりません)

左の写真は、調教がいい感じになってきたころ。
『2頭の(足元よく見てくださいね)』重種姐さんと。
姐さんたちのおかげで、やっと群れの仲間になれました。
仔馬仲間との駆けっこやグルーミングなど、微笑ましい姿を見せてくれるようになりました。

【管理人コメント】2年近くも群れの中で1頭でいるというのは、『私は1頭でいるのが好きなの。だからほっといて』という仔は別ですが、写真の表情を見ても、そういう感じの仔ではなさそうなので、そこそこ、メンタル的にも辛かったのでは?、なんて想像すると心が痛みますが、傍に寄り添ってくれる仲間が出来たことで、ロジ子の心が、ふわぁっと開いたのかもしれませんね(^_^)

2017.11現在はジョバールには居ないとのことですが、どこかで元気にしているといいな。