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元競走馬たちの近況(エルシッド)

投稿して頂いた元競走馬たちの近況(エルシッド)

元競走馬たちの近況エルシッド
元競走馬の近況を募集!

エルシッド

  • 父馬:タイキシャトル
  • 母馬:サンタムール
  • 生年月日:平成18(2006)年2月15日
  • 性別:
  • 競走馬生活:1年7ヶ月(2008.9〜2010.3)
  • 生涯戦績:中央11戦0勝、地方

全11戦中、9戦目から障害レースヘ転向(?)するも結果は残せず。

主な近親馬ワンアンドオンリー(14ダービー馬・甥)、ノーリーズン(02皐月賞馬・叔父)、グレイトジャーニー(04三冠レース全出走・叔父)

2016.8.14調べ】
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情報提供者:B.Kruegerさん 情報確認日:13.7.24 情報元:現地で直接確認(大和ホースパーク)

【現在の馬名】競走馬時代と同じ

2013年7月24日、腸閉塞で逝きました、合掌。
去勢を済ませ、2011年にはオーナーさんが付きましたが、しばらくの間は「部班の先頭で跳ねている馬」でした。馬添いが悪く性格も悪い、と評された仔でした。
その後、指導者が代わり、 集団放牧の群れに放り込まれると、あっという間に一番威張って暮らすようになりました。オーナーさんは優しい方で、馬場でどんなに跳ねられても、常歩の筋トレを厭わず、肩のマッサ ージも欠かさず、時にはカブソンをつけて調馬索と、この仔をかわいがりました。
いつしかエルは人に心を開くようになりました。お父さんだけでなく、他の人々にも甘え上手になりました。
それとともに体の堅さが取れて動きが見違えるように美しくなり、二鉄唇の鉄を卒業できるほど蹄の状態も改善しました。ところが、この仔にはさく癖があったのです。放牧場で毎日、お気に入りの杭をグイッ、グイッと...たっぷりの乾草、春夏の青草を貰っても、しばしば風気疝でうんうん言っていました。
そして、何回目かの風気疝の翌朝、放牧場でエルはガタガタ震えだしました。獣医が呼ばれ、手の打ちようがないと診断されました。砂馬場に横になり、荒い息をついている背中が、エルとの別れになりました。
短い生涯でしたけど、エルの後半生は幸せなものだったと信じたいです。
オーナーさんはエルを慈しみ、エルはそれに応えて、オーナーさんや周りの人を幸せにしたのですから。

※写真はまだ「部班の先頭で跳ねている馬」だったころのものです。

【管理人コメント】血統を調べたら、ダービー馬など、三冠レースに縁のある馬を複数頭、親戚に持つ仔でした。
自身は目立った成績を残すことは出来なかったけれど、優秀な成績を残した親戚たちに負けず劣らず、とっても幸せな第二の馬生を送れたようです。
冥福を祈りたいと思います。m(_ _)m